今年の2月頃からTwitterを見る時間が増え、多くの有益な情報を得る機会が増えたと感じています。
ランニングに関しても多くの情報が飛び交い、その中で何が自分にとって必要かを選びだす能力、いわゆる情報リテラシーを磨くことの必要性を感じます。
そんな中で現在興味があるのが「自分の感覚」を客観的に見る方法など。
ちょっと疲れてるけど練習しようか、休もうか迷うことはよくあります。
元来、自分はナマケモノに属すると思っていて練習を休みたいと思うことは多いし、あれこれ休む言い訳を考えることも多いです。
走るか休むかの判断は、体調と相談しているかというと、そうとも言い切れません。
実際走り出してみないと分からないところがあり、走ると体調が良くなり気持ちよくなることもあれば、きつくて予定より早く切り上げることもあります。
要するに、少し走ってみないと分からない。
でも疲れが酷いときには、シューズを履くのもだるい。
外に出ても走り出す気力が出ないときは流石に止めますが。
この感覚は当然、自分にしか分からないものですが、他の人はどれくらいを判断基準にしているのか。
自分よりずっと我慢して耐えていないか、その感覚の差が練習効果の違いになっていないか。
そんな疑問がずっとありました。
何と言っても自分に甘い男なので、ちょっと我慢するくらいがちょうどいいと思っていて、練習前だるいときに自分を奮い立たせるため言い聞かすのは
・他の人(市民ランナー)はもっと酷い疲労感でも我慢して走っているだろう
・女子マラソンのトップ選手ならさらに遙か高いレベルでキツさに耐えているだろう
・走ったあと、食事の美味しさがアップするぞ
・現在の体重を思い出すと、体重コントロールが必要だったな
・目標のマラソンレースのために、だるさに立ち向かうことも練習のうちだ
などでしょうか。
逆に止めたいときの言い訳はこれの3倍くらいはありそうです。
そして最近参考にするのが、SNSの情報です。
ここで心にとめておきたい情報を引用します。
(いつもありがとうございます)
<以下関連記事引用>
(有馬さんのツイート)
トレーニングがトレーニングである以上、(ジョグでも)必ず疲労するが「疲労バカ」にならないように注意が必要。疲労の先には故障が待っている。
— 有馬 優仁 (@EugeneArima) April 5, 2020
故障が多い人の練習はどんなに走力が高くても二流。故障しないで走力を上げ続けている人の練習こそが一流。 https://t.co/gtEhAd7gkF
痛みとかではなく、違和感で休めるのが大事。僕はジョグなのに快適さに欠けるだけで休む。(だから、ジョグの努力感とペースの差に拘る)
— 有馬 優仁 (@EugeneArima) April 5, 2020
3月は4連休が2回、3連休が1回あった。とは言え、そうなる前の段階に問題があるので、もっと疲労に注意したい。 https://t.co/W2zPC29MMB
キャパシティを高めるためにトレーニングをしているので、キャパシティを越えたらオーバートレーニング症候群になる可能性が高まるから、限度を超えるとパフォーマンスの向上のためとは言えませんね。
— いわたごう (@GoGoIwata) March 30, 2020
酔い過ぎ注意です。
レースで失敗した人には(何度も繰り返さないなら)慰めの言葉も必要だけど、練習で失敗(故障)した人は馬鹿にして良いぞ。
— 有馬 優仁 (@EugeneArima) March 30, 2020
ジョグのペースはVO2max%で決めているが、走っている時はペースではなく、努力感を重視している。
— 有馬 優仁 (@EugeneArima) April 5, 2020
4'40"-4'50"/km 良好
4'50"-5'00"/km 疲労注意報
5'00"-5'20"/km 疲労警報
疲労注意報なら翌日は適度なジョグまで、疲労警報なら翌日と翌々日はレストにする。
□調子の目安
— 有馬 優仁 (@EugeneArima) April 6, 2020
⑩人生で1回
⑨数年に1回
⑧年に1-2回
⑦年に2-3回
⑥月に5-6回
⑤ジョグが快適
④ジョグで疲労を感じる
③ジョグがきつい
②ジョグが困難
①歩くのがきつい
(練習の進捗度によっては⑥点よりも⑤点の記録が良いような事もある)
(新谷仁美さんのツイート)
ジョグで心掛けている事。
— 新谷仁美 (@iam_hitominiiya) April 11, 2020
呼吸と体の動きを合わす事に集中しています。ペースに関しては確認していないのでわかりません。距離は必要な分だけ取っています。自分に必要だと思ったら以下も以上もしません。
ジョグは疲労抜きと感覚調整の練習として位置付けしています。
(柴田昌和さん noteより)
(牛山純一さん noteより)
(ランマニアさんブログより)
(最後に最近よく質問させていただく竹澤健介さんからのご回答)
【竹澤さんへの質問】
・練習継続する中で(故障など無い場合で)走るか休むか微妙で迷う時、判断基準はありますか?
・体調や疲労の感覚は個人にしか分かりませんが、明確に分かりやすいお勧めの基準はありますか?
(実際に学生に指示していることなど)
以上よろしくお願いします。
【回答】
質問ありがとうございます。
休養にはあまり明確な基準を設けておらず、あいまいな答えで申し訳ないです。
練習を休むか休まないかはその時のトレーニングの段階によるかもしれません。
準備期であればある程度疲労は無視して黙々とやりますし、試合が近ければ休むと思います。
僕は自分の感覚をあまりあてにしていなかったのかもしれません。
学生に伝える際はまずは自分の現状を客観的に把握するように伝えて、休む休まないの判断は学生に委ねます。
自分の人生なので、自分で選択して自分で決断するのが1番後悔がないと思います。
成功も失敗もその後の人生に繋げていってくれればそれが1番な気がしています。
<引用は以上>
普通は30年も走れば、酸いも甘いも知り尽くし豊かな人生経験の上でランニングを続ける方が大半だと思います。
私が50を過ぎてなお判断基準が定まらないのは、情けない話で何も考えずに生きてきたこともありますが、年々身体の感覚が微妙に変わっているように思うからでもあります。
恐らく、これからも迷い続けながら練習を重ねていくのかも知れませんが、歳をとると気力が弱まり自分に優しくなると聞くので益々自分に(それが可能なら)厳しくするくらいが良いのかもしれません。
「身体の声をきく話」などと大仰なタイトルの割に、客観的な判断手法などの具体的・技術的な結論が無くて申し訳ありません。
オリンピアンの竹澤さんですら「明確な基準を設けていない」ということですから、結局私は自分に
継続できる範囲の感覚で手探りで走り続けようと思っています。
【本日の記事】
前夜つくった時の参考レシピ。美味しい食事は生活の基本。(備忘録)
【本日の一曲】
高校時代の同級生の髪型を強烈に思い出す一曲。
(The Reflex / DuranDuran)
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【練習他の記録 4月10日(金曜日)】
・起床:5時20分
<トレーニング>
※コメント:朝30分大阪城公園JOGで右足つま先違和感出て、芝(難波宮跡公園)JOGで様子見。
夕方も芝JOG。
・朝練:75分間JOG(16km:4.42ave)
・夕練:50分間JOG(11km:4.44ave)
・補強:腕立て伏せ40回、片脚スクワット各30回、懸垂20回、アブローラ30回
・体重:朝食前56.7キロ(+2.5kg)
<食事>
・朝練前:生姜パウダー入りココア+MCTオイル、コーヒー
・朝食:ベーコンチーズトースト1枚、焼きバナナ1本、味噌汁、ヨーグルト、プロテインミルク
・昼食:あんドーナツ、ミルク、パイン
・夕食:カレースパゲティ、味噌汁、サラダ、パイン
・間食:チーズ、ミルク、大福、コーヒー
・サプリ:EPA、イミダペプチド、アスタキサンチン、L-カルニチン、鉄
・消灯:22時
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